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今週は色々あって、まだ語ってない本誌コナン感想。
ようやく昨日落ち着いて見れたので、感想でも。


……たださ。
よくよく読んでみれば思うんだ。
コナン、お前キッドをどうしたいんだ、と。

鉄狸は目的が盗みじゃなかったので良いにしたって、
「手伝おうか」の協力申し出はさすがにないぜ、と思うんだよ。
宝石盗むのが目的じゃないので、見逃すのは分かるとしても。

でも今回は!今回はちょっと!
初っ端から非道なことやられてるくせに、それはないよ!
何か最近捕まえる気なくない?と思って仕方ないキッド編。
目の前でトリック明かせれば満足してるんじゃなかろうか、この探偵…。
 


何だよ!最後のあの抵抗は!
あれじゃただの子供のいたずらレベルじゃないか!
コナンお前、あれでキッドが捕まるとか米粒も思ってないだろ!?
せいぜい「機動隊に地の果てまで追いかけられとけ!」
程度にしか思ってないだろ!!

スタンガンで気絶させられたなら、
仕返しに麻酔銃で眠らせて警察に引き渡せばいいじゃないかーっ!

と本誌読んでツッコんだ言葉。
最近のコナンは、キッド捕まえるということに対して甘すぎると思うよ。
=================================

と話したところで順番に。


◆探偵団推理(コナン入れ知恵)

まあ、仕掛けの推理を探偵団が解いていく、というのは
前章でコナンが再度倒れ込んだ辺りから予想してたので良いとしよう。
ただ……たださ……

「そうよね、中森警部。――いえ、月下の奇術師さん?」

決め台詞、哀に取られたぁっ!Σ(T□T)
チィッ!そのセリフはコナン言ってくれるかと期待してたのに…。

……いやまあ、金剛石話での、哀とキッドのやり取りは好きなので、
キッドにプレッシャーかけるようなこのシーンも嫌いじゃないんですが。
何となくこう…モスキート音の件を話すくらいなら、
キッド指摘をコナンに決めて欲しかったとか…。

それなら無理なんだろうな。
探偵団達に推理云々を話したという時点で、
探偵団達としては、『最後までコナンは気絶したフリをしてる』つもりでいたんだろうし。
キッドが誰かということを言わないと、モスキート音ネタの温存が厳しいんだろうしな。
----------------------------------

◆モスキート音

電流の解除音は設定してないし、そんな音は聞こえなかった、
ということを周りの大人から聞かされ驚く探偵団。
その4人を見る中森警部の表情がまさしく快斗だ…(笑)
何気にお気に入りなコマの一つです。

「そのモスキート音の件、私達聞いてないけど?」
『あれ?そうだっけ…?』

わざと話さなかったな、こいつ。
キッド相手にも関わらず、全て探偵団に話して説明させるのは
自分のプライドが許さなかったんだろうなぁ、
と思うと非常に可笑しくてたまらないシーン。

それなら最初から意地張らずに起きりゃいいじゃないかと。
それはそれで嫌だと言い出すんだからな…。
負けず嫌い過ぎるだろう、この探偵。

……結局、モスキート音が聞こえるキッド=若者、
ということには言及されず、周囲の人間もサラッと流したわけですが、
次回以降のキッド編で、コナン、キッドに言及してくれるのかな…?
してくれたら個人的にはテンション上がりそうな展開になりそうだ。
----------------------------------

◆本物VS偽者

入るや否や、大人という大人に中森ハンコ押し付ける中森警部(本物)
…ここの警部がやたらと可愛く見えた。
しかも、中森ハンコ押し付けるというシチュエーションが、
『コナン』というより『まじ快』っぽく感じました。

「どうだ、キッド!これで簡単には変装出来まい!」

……これ言われた時のキッド警部の顔が!
「『出来ない』だ?誰に向かって言ってんだか……」
とでも言いたそうな、不服気味キッドが好きだ。

「今日がお前の年貢の納め時だ!」
『さーて…そいつはどうかな?』

何気に、キッドと中森警部の会話というのは、
相当久々なんじゃないだろうか、と。
……というか、邂逅の屋上シーン以来じゃなかろうか…?
元祖という意味合いでは、キッドと中森警部の組み合わせは非常に好きです。
快斗と中森警部でなくて、キッドと中森警部も非常に大好きです(*´▽`)

よく、コナンとの組み合わせが好きだとも言いますが、
捕まえると言う意味合いじゃ、一番の理想は中森警部だったりします。
やっぱりホラ。その辺は、本家本元が一番というわけで。

とまあ、そんな理由から、
このキッドと中森警部の会話シーンが密かなお気に入りですv
……中森ハンコ。何かちょっとほしくなった。
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◆元太キッドと好敵手

トランプ銃で暗闇作ってから、元太拉致るキッド。
明かり点いてから、まんまと元太に成りすまし、
地下にキッドが逃げ込んだと見せかけて、
小屋から人払いをした後、逃走を謀ろうとするキッド。

ここで元太の十円はげを逆にしたのは、
コナンに気付かせるためですよね?
……しかし、まさか子供に変装するとは…。
元太が大人の体格に近くてよかったね。上半身だけ(笑)

それをきっかけに小屋に戻ったコナン。

「シーッ!」

何、こいつ!
シーッ!って何!
シーッって何だよ!
しかも全身って何だよ!

シチュエーションについテンション上がった一コマ。
まさか全身描かれた状態で、若干屈みながらの『シーッ!』
個人的に、非常にツボに来たコマでした。

「こいつは返しとくぜ。目当ての宝石じゃなかったしな」
『いつの間に!?――げ、元太は!?』
「穴の下で寝てるよ。
 ぐっすり寝てっから、しばらく起こさねー方が良いんじゃねーか?」

……え?
ということは、元太は催眠スプレーの類で眠らせたということですよね?
――何故コナンにはスタンガン使ったんだよ!?
確かに!確かに、結構すぐに目を覚ましたということは、
気絶させたとしても、気絶に至る最低限の出力に抑えてたんだろうけど!

好意的に考えれば、催眠スプレーだと完全に眠ったままになるから、
それだと対決として反則だろうから、スタンガンにした、ということか。
それでもなぁ…。
コナン相手に物的攻撃やったキッドは個人的には許しがたい。

で、堂々と目当ての宝石じゃなかったとコナンに告げるキッド。
……え?それは良いのか?言っちゃって良いのか…?
というか、台風接近して、外嵐だったと思うんですが、月出てた…のか?

『なるほど。子供にも変装出来るってことを証明したかったわけね』
「ピンポーン♪」

ピンポーン♪ だと……!?
しかもその表情はなんだよ!
その満足げで、楽しそうな表情はなんだよ!

「この怪盗キッドに……不可能はないってことをな!
 ――んじゃあな」


んじゃあな だと!?
何だよ!さっきから!
何でそんなに口調軽いんだよ!何でそんなにフレンドリーなんだよ!
何かもう、素の自分隠す気ないとでも言わんばかりの快斗っぷりに
読んでるこっちは相当驚いたよ。

ブルーワンダー辺りからなのかな…。
コナンと話す時のキッドに快斗っぽさ感じるようになったの。
鉄狸ででも相当フレンドリーだと感じたものの…
さすがに「んじゃあな」はないと思うんだよ。
好敵手相手にそのフランクさはさすがにないだろう、キッド。

コナンもコナンだよ。
キッドと話してるときに麻酔銃打ち込むチャンスはいくらでもあったじゃないか。
最初から、ボールをパーカーにくるんでキッドにぶつけるために、
悠長に話中にパーカー脱いでないで、即効で麻酔銃撃てばいいじゃないか。

呑気に目の前で、中森ハンコを頬に描いてる時に
麻酔銃ぶちこみゃ良いじゃないか!
良いじゃん!スタンガンで気絶させられたんだし、最終兵器使っても!
そんな子どもの喧嘩みたいな仕返ししなくたって良いじゃんか!
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◆オチキッド

水曜の日記でも少し触れた気もしますが。

「んじゃあな」
『待てよ。……忘れ物だぜ?
 ――あの隊員がキッドだよ!捕まえて!』
(フン!この姿で紛れ込んじまえば、誰だか分からねーよ!)
・・・1時間後も追っ手付き・・・
(何で!?何で分かるの!?)

キッドの心の声が書かれてる!
ということに、かなり驚いたんですが、私だけですか。
コナン作品でのキッド編で、何故キッドがキザなのか、という説明に、
「コナン視点で見たキッドだから。だからキッド自身の心情は描かれてない」
なことを、どこかで原作者が語ってた気がするんですね。

気になって、過去のキッド編読み返してみたら、
せいぜい、花鳥風月の最後。コナンのボール食らって落下した快斗が
(あの野郎…)と毒づいてる程度で、明確に心情書かれてませんでした。
それが今回、相当明確に、それでいてそこそこ長く書かれたキッドの心情。

……これ、今後のキッド編の伏線にもなるのかな、と思いつつ、
ただ単に原作者が設定忘れて、たまたま使っただけなのかと。
何かこれがあったために、最後のオチ部分にまじ快を見てしまい、
どうしようもなく、まじ快続編が見たくて見たくて仕方ないです、先生!

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