未来への損得

今日は今年最後の休みでした。
次の休みは来年3日までありません。
……こういう時、1年丸々営業してる所で働いてると、
何気に面倒だよなぁ、と去年から思ってる。

で、日中家に一人だけだったため、
ノロノロと昼食の準備してる最中、
0120のフリーダイヤルから電話がかかってきました。
この番号の場合、高確率でセールス電話なので、
無視することが多いんですが、何となく取ってみた。

払ってない期間の年金の支払期限が来年4日です。
この日過ぎると時効になっちゃうんです。
一体いつ頃払ってもらえるんですか。

という電話でした、私宛の。
…いや、払ってない私だって悪いのは分かってるけど、
対象期間の年金払ってるかどうか訊かれたって、

一昨年の3か月分位の年金払ってるかどうかとか、
覚えてる人間がいるかっちゅーんじゃー！ボケェ！
未納かも覚えてないものの支払いを、
『じゃあ、この日に…』とか即答出来るかァ！アホーッ！

思い出そうと数分沈黙したけど、
覚えてるかァ！2年も前のこと覚えてるかァ！！
自分に置き換えてみて、自分なら覚えてんのかァ！
とツッコミ入れた方が良いのか悩んでたとか、
悩んだフリしてた方が心象良いかな、と思ってただけとか、
そんな不純な理由で沈黙しててゴメンなさい。

というかさ。まだ20代の人間にだよ？
自分達が年金貰える頃には、年金貰えるのかすら微妙という、
年金納め始める頃の若者にだよ？
全額支給難しそうだけど、決まりだから納めてね！
とか、身勝手な要求も大概にしろっつーんだよ。

元来、年金というものは、老後のための貯蓄であって、
政府の政策に使うために集められてる恒久的な財源じゃないぞ？
銀行に100万貯金して、使いたい時に50万しか残高なかった、
とかいう事態になってること自体、まずおかしいんだよ。
一種の詐欺行為みたいなもんじゃないか。

今の状況下で、
『年金納めてない！未納分払わなくっちゃ！』
と思いたいけど、払った分返って来ない可能性あるんなら、
あえて払わないという選択肢があったって良いんじゃないかと。

とりあえず穏便に会話を終えて電話は切りましたが、
将来的な貯蓄のことを考えて、今の若者達は、
年金払った方が良いのか、個人貯蓄の方が良いのか、
実際のところどうなんだろうな、としばらく考えてました。