本音と建前

昨日から、卒論の調査票の配布を大学で行い始めました。
他大学はどんなものかはいざ知らず、うちの大学の学生は、
卒論で調査をする学生がそこそこいます。
まあ、元々1年から取れる授業でも統計学関連も多く、
学科によれば、取る授業次第で調査士の資格が
4種類程取れたりする、調査系に力入ってる大学なので、
自然と卒論で調査する人が多いだけなのかもしれませんが。

…何せ、某統計ソフト第一人者が教授やってたりするしな。
大学の偏差値的には中くらいかそれ以下程度ですがね。
良いんだ。人間、学歴が全てじゃない。将来の伴侶の頭脳と
自分の頭脳と掛け合わせて100％になりゃそれで良い。
そんな感じで、以前から調査する学生の調査票の回収場所について
大学側で議論がなされた結果、今年から回収BOXが配置されました。
貸し出しは15個まで。1人1個で、期間は2週間。延長は不可という条件。

一斉に15人以上の使用者が殺到した場合は、早いもの順で、
外れた人は予約表に名前を書き、回収BOXの空き待ちなシステム。
私の場合、調査開始が少し遅めなので、すんなりBOXを借り、
昨日、2クラス合計30人の学生へ調査票を配ってきました。
回答は自由なので、調査票が返って来るかがもの凄く心配。
で、来週いっぱい調査票配布するので、来週は毎日大学へ。

　　


というわけで、今日は残りの調査票のホッチキス留め作業を
用で出かけた時間以外は、延々ポチポチ400枚程作業してました。
司書も待ち構えてるので、おちおちのんびりしていられない。
で。本来は、1年～2年が取れる英語の授業だけの配布です。
しかし、先生から言われたのは『500人の学生へ配ること』
が。授業時間が合わない等の理由で、いくつもの英語クラスが除外され、
可能な時間帯のクラスが選定された中で、クラス抽出分析スタート。

金曜に配布した調査票が2クラスで30部と、予想外に少なかったため、
抽出後のクラス人数を改めて計算してみたところ、多くて330人。
…足りません。さぁ、どうする？と私が取った行動は、
担当の先生に内緒で司書時間に配ることにしました。
それすると母集団がおかしくなる。そんなんじゃ調査の信頼性がない。
と言われているのですが、この際黙ってりゃ分からねーよ！と強引決行(笑)
幸い、司書の先生とは顔馴染みなので、承諾はいただけましたしね。

が。下手に調査をすると、横着したことが先生にバレます。
英語クラスは、基本的に1年と2年しか受けません。
3年以上が受けている場合は、編入してきた学生か、落とした学生か
そのどちらかになります。しかし。司書は1年～4年まで受けれます。
変に3年と4年が多いと先生に怪しまれます。そこで、あえて1年から取れる
司書の授業を選び、尚且つ、返って来た調査票で3年以上が多ければ、
3年を1年、4年を2年と強引に変更してやれ。と計画中。

フフフ。人間、手段は選ばないとはよく言ったもんだ。
そして、これでも高校までに凡人にはない嫌な経験とかしてるんだよ。
だからこそ、この歳で悟りを得たかのような老人な考えがあるんだ。
悪知恵だけはバカ程働く人なので、一緒に調査票配布する人には、
口頭試問の時にボロが出ないよう、口裏合わせをしてもらい、
たとえバレても卒業後、という計画でいようと思っております。
そもそも、500人に配れっつー、先生の注文が無茶なんだよ！