戦略に負ける気は膨大です

……何だろう。
よもややるまい。まさかそこまではなかろう、と、
一応これでも信じたいところはあったんですが。
うーん…。もしこれが最初のタイアップであるなら相当喜んだと思います。
そしてまた、制作側にも「ありがとう」と言ったと思います。
でも、この状況で、今回の決定は何となく喜べない気が致します。

……というか、やっぱりもうちょっと考えませんか、Beingさん。
さて。というわけで、この度、コナン映画の主題歌を歌う
アーティストが決まったわけですが。

まだ知りたくないー！という方がおられても何なので、
追記でお話しすることにします。


　　

　　　

劇場版主題歌担当アーティスト。それが

ZARD


何だろう。この素直に喜べない複雑な心境は。
いや、そりゃ嬉しいのは嬉しいですよ？5月に亡くなられてから、
「ああ、もう映画主題歌を歌うことはないんだよな…」と、
寂しくなったのも事実ですよ。それが、その内にOPでZARDが起用され、
非常に嬉しかったですとも。ただ、2連続でZARDになった時は、
正直複雑な思いが小さく沸き起こっておりました。

コナン曲としてZARDが起用されるのは、ファンとして喜ばしいことです。
そこはあまり問題視してはいません。コナンも好きですし、坂井さんの曲も好きです。
ただ、亡くなってからも活動的にタイアップ付けて、シングル化して売り出すことに
何となくBeingの商売臭さを感じてしまい、どうにも今の状況に首を傾げてしまって…。
未発表曲があるなら、「君へのDistance」に続く、新たなオリジナルアルバムとして
世間へ発表したら良いじゃないか、と。まるで金儲けの道具に使われてるような
気がして、個人的にはあまり良い気分ではありません。

もう一つ。
コナン曲として、ZARDが起用される時、どれもこれも歌詞がコナンに当てはまるものや、
劇場版主題歌なら、内容に合った歌詞を素敵に付けて下さる、坂井さんです。
今回起用されるのは、前々からあった曲だそうなので、今回の劇場版脚本を
受けて書かれた歌詞ではないと思うんです。ファン的に内容と合わないから嫌、
というより、それがコナン主題歌として起用されることに、坂井さんは喜ぶのかな。
と、ふと思ってみたりして。ただでさえ、完成される1曲1曲へかける思いは
非常に強くて、自分が満足行くまでレコーディング等々繰り返す方だそうですし。

ふざけ風味に最後に一つだけ。
個人的には、ZARDの劇場版主題歌＝小五郎活躍映画、
という関係性があるんだと思っております。14番目にしても、陰謀にしてもそうですしね。
小五郎が好きだという坂井さんですから、小五郎活躍映画の主題歌は
担当したい、と事前におっしゃっているんだろうか、とか思ったりするわけですが、

今回、ZARDが起用されるということで、やっぱりどこかで小五郎が活躍する場面が
あるんだろうかなぁ、と、少々期待していたりするのです(笑)