テンションがOver Drive

ブログの検索キーワードに思わず吹き出した。
『怪盗キッド　まぬけ』
こりゃ多分、昨日のコナン（まじ快）と映画の影響だな。
うん。元々、本家キッドは間抜けだと思います。もちろん良い意味で。
間抜けと言うか、スケベな三枚目か。でも良い奴だよ。
-----------------------------------------------------------------

まじ快の話。
今日の再放送が、昼間の12時半と結構良心的な時間帯だったので、
両親交えて昼食食べながら見た。もはや、私は4回目だけど気にしなーいｖ(笑)
ボリューム遠慮してたら、母親が結構上げてくれたので、
周囲の音漏れ懸念して下げたら「聞こえなーい♪」って言われた。

盗一さんが出てきた辺りで、両親が呟いた。

「あれ？盗一さんの声って……」
「赤井さん？」
「うん、そう。よく分かったな」
「あの人の声、特徴的やからな」

――二人共、初代編見てたじゃないか！
---------------------------------------------------------

父親は、本編終わったら見るの止めた。
待ってー！お父さんー！EDが素敵だから待ってー！
母親はED最後まで見てから、こんなことを言ってきた。

「快斗は、お父さんがキッドやってたのは知らなかったの？」
「うん。8年経ってあの仕掛け部屋が作動して、中に入れてから、
　衣装云々見て何となく思ったんやろ？で、寺井さんの言葉で確信したと」
「あれ？元々開いてたわけじゃないん？あの部屋」
「だって『黒羽盗一最後のマジック』って快斗言ってたやん」

とか、そんな会話をしてました。
それからまじ快の基本設定を話しておいた。
そしたら、最後に「コナンと設定が似てるな」と言われた。……まあ、確かに。

で、そのまじ快終了後、毎度の如く天空のCMが流れたんですが、
（内容自体は、劇場版公式HPのTV-CFの2つ目のはず）
最後のキッドと蘭のシーン見て母親がポツリ。

「あ、そうか。今度の映画キッドが出るんやったな」
「うん。でもただの便利屋だけやったけどな」
「え？そうなん？」
「うん。便利屋というか、コメディ部分担当とコナンの足役。
　そんでコナンは礼の一つも言わないとか、そんな映画」

どんな映画だよ、と説明してて自分に言いたくなった。
今日の感想も大体そんな感じで続きます。
それから、感想読まれる方へ念のため。
デカイ叫びどころがあると、毎回つける注意書き。
==========================================
本人が一番好きなのはコナンです。
探偵モード、子供モード、ヒーローモード(何)、ふざけモード、腹黒モード諸々。
存在が好き、と言うレベルなので、ハイテンションにご注意下さい。

ということを念頭に置いた上で、感想にお進み下さい。
==========================================

◆蘭姉ちゃん感染疑惑

ちょっとどのタイミングだったか忘れたので、
今後の展開以降だったかもしれませんが、触れておく。

多分ディレクターのおっちゃんに発疹が見られた後だったと思うんですが、
蘭が、ルポライターのおっちゃんに腕掴まれたことを思い出し、
自分の腕を確かめて、発疹出てないか確認する場面。

あそこのシーン、何気に快斗（キッド変装の男性スタッフ）が蘭見てて、
気にかけてくれてる、ということが伝わって結構嬉しかった。
前も書いたような気もしますが、感染者であるルポライターのおっちゃんに
蘭が腕掴まれたというのは、本人以外に快斗しか知らないわけで。

後々接触があるであろう、コナンとキッドとのやり取りの中で、
キッドがそれをコナンに伝えてくれるシーンがあれば良いな、と思ってたので
蘭の様子窺ってる快斗のシーンは、個人的には結構印象強かった。
--------------------------------------------------------

◆最後の爆弾探し ～ バレた！

全部で4つある内3つを見つけ、解除措置した後、
残りの1つはコナン自身が見つけることに。
アニメ内のスポット予告でも流れてたシーンですが、ここのコナン好き(*´▽｀)

「残りの一つはオレが探す！お前らはここでジッとしてろ！良いな！」

探偵団へ指示してからだったか、指示する前だったかが曖昧ですが、
エレベーターに、次郎吉さんとテロリストの1人が乗って、それを見上げるコナン。
…これ最初、次郎吉さんだけが人質になって、他の皆は解放されたのか？
と思ってしまった。でもそうじゃなくて、スカイデッキにある宝石盗るために、
次郎吉さん連れてっただけなんですよね。

キッド用に用意した仕掛けで、穴に落とそうとするも、
他の乗客殺すと脅されて、ケース開ける暗証番号押した次郎吉さん。
……何か今回、おじ様達が何気にカッコイイと思う。

一方、食堂らしい場所で待機してるメンバー達。

「そう言えば……子供達がいないんじゃない？」
「子供だと？」
「え、ええ……あの女の子と同い年位の男の子3人と、女の子2人……」
「余計なことを……」

コナンが、「スタッフの中に仲間がいるかもしれない」と言った後だったので、
テレビ局の女の人の方は犯人の仲間だー！と思った。
だって、普通に考えて危険だと分かってるのに、子供がいた、
なんて言い出すわけがない。さも、テロリストにコナン達の存在知らせるために
わざわざ言ったんだ、とこの時点でマークはした。

「――工藤君！あなた達がいないってこと、テロリスト達にバレたわよ！
　――ちょっと工藤君！？――工藤君！――工藤君！！」

見つけ次第連れて来い、と指示出したテロリスト達を見て、
コナンに連絡入れる哀。
しかーし。当の本人は、見つけた爆弾を取るのに必死で気付かない。
いや、気付いてたのかもしれないけど、出れる状態じゃなかったコナン。

返事してやれよ！と思いつつも、
必死で爆弾取ろうとしてるコナンは意外とツボだった。
そんな理由から、コナンが返事しないお陰で、犯人にぶたれる哀。
子供相手に何てこと――！

「子供に何てことをするんじゃ！！」

……博士に言われたorz
もう、この二人は親子で良いよ。それが孫とお爺さんで良いよ。
何気に博士と哀の組み合わせも好きなので、このシーン好きだｖ
哀が殴られたのは「よくも哀を！」と思ったけど、
その後の、犯人睨み返す哀も、それはそれですげえと思った。

で、この時に、倒れなかった方の女性スタッフさんがテロリストの仲間だと判明。
そのため、「あ。テレビ局のお姉さんじゃなくて、こっちが仲間か」と、
マーク外した自分が情けなかった…orz
何かこう、制作側の思惑にしっかりはまってしまった気がして悔しかった…(笑)

一方のコナン。
ようやく手が届き、爆弾取れたらしいコナン。
相変わらず躊躇いなくコードまとめてブチッとやってから、通路に下りるコナン。
何となく、ここの動きが好きだ。直前に爆弾解除したと思えない程、軽やかで好きだ。
しかし。目の前に立ちふさがったのは、テロリストに捕まった探偵団。

そんな睨むなよ(´▽｀*)　（顔文字待て）
------------------------------------------------------------------------

◆テロリストリーダー、グッジョブ！！(´▽｀)b

見出しが何か違う？
えー、気のせいだよ、気のせいｖ

蘭達の下へ連れて来られたコナン達。
コード切られた爆弾4つを見て、テロリストリーダー一言。

「……お前達がやったのか？」
「全部オレ一人でやったんだ！こいつらは関係ない！！」

うわああぁっ！！(*>▽<*)
何！このカッコイイ小学生！
テロリスト相手に啖呵切る小学生とか、何この子！
しかも、微動だにすることなくリーダー睨む小学生とか何！

その理由が探偵団達を危険に晒さないためとか、もう！
誰か守ったり、庇ったりするために犯人に立てつくコナンとか、
シチュエーションがツボ過ぎてどうしてくれようか、このテンション！
アニメ内のスポットCMでの「卑怯だと思わないのか？」がなかったのは
ちょっと残念ではあったんですが、シチュエーションがツボだから良いよ、もう！

あ、後。
ただの小学生が爆弾解体出来たことに、
周囲の大人はもっとツッコむべきだと思います。
テロリストのリーダーは、せめて「どうやって解除した」とか訊くべきだと思う。
それか、「何故解除した」でも構わないけど、何か言うべきだろ、そこ！

が、テロリストのリーダーの中では、
これだけ自分に啖呵切れる子供なら、爆弾解除は造作もない、
と思ったらしいことが、その後の「フッ」から分かります。（分かりません）

「――いい度胸だ」

ニヤリと笑って、コナンの襟元引っ掴み、持ち上げます。
『……あれ？何だ、銃で撃つとかじゃないのか。期待したのに』
とか思ってたら、雲行きが怪しくなり、『まさか……外！？』と思った矢先、
飛行船の窓を開けて、地上目がけて　放　り　投　げ　た　ぁ　！

よっしゃ、リーダー！よくやった！
と、心でガッツポーズしたのは、ホントの話(笑)
いやホラ、空に投げた時点で、どうせキッドが助けに走ると思ってたから
別にコナン死ぬとは全く思わなかったし、むしろコナンが危険に晒されるのは
個人的にはツボシチュエーションの一つであって……うん。

コナンが地上に放り出されると分かった他のメンバー。
哀が驚いた様子で手すりから身を乗り出してるのが一番印象強かった。
それと同時に、頬ぶたれたことから復活してることに安心した。
そんなに大したことなかったみたいで、良かった良かったｖ
----------------------------------------------------------

◆口から出るのは命令のみ

「コナン君！」
「――待て！」

今にも窓から突っ込みかねない蘭を制止して、キッド飛び込み。
…これ、キッドが止めなかったり、飛び込まなかったら、
蘭が飛び込んだりしたのかな、と思った程蘭が動きそうだった。
……いや、それか飛び込もうとしたけど、
周囲に（主に園子に）必死で止められるとかだったのかな。

で、細かいところだと、
蘭を止める時の「待て！」の快斗が好きだ。
今までは冴えない顔(失礼です)の男性スタッフだったのに、
この時ばかりは快斗の顔ですね、鋭さ云々とかが。

一方、生意気さがリーダーの癇に障り、放り出された名探偵。
空中で必死に手足をバタバタさせてます。
……これには何の意味があるんだろう？
空気抵抗の軽減？ちょっと、理数系知識には乏しい奴なので、
そういう物理の法則的なものはさっぱりなので、よく分からなかった。

コナン助けるために飛び出た快斗。
コナン捕まえようと頑張るも、すっぽり抜けて掴めなくて平泳ぎ。
…………何故に平泳ぎ？
この辺の快斗の動きが非常に面白くて、観客の笑いも素敵でした。
特に平泳ぎ始めた時の笑いは結構でかかったな。

で、何とかコナンの足引っ掴んで、そのまま急下降。
耳キーンってなったりしないのかな、とか思ってた。
雲の下から出た時にはハンググライダーと衣装チェンジで
キッドに成り代わった快斗。この時のBGMが好きだ。

これ、コナン助けるまでハンググライダー広げなかったのは、
ハンググライダー広げちゃうと、風に乗って降りれないから？
でも、銀翼の例で言えば、勢いよく下降してたしな。
あ、そうだ。銀翼。銀翼と言えば。
なあ快斗。落下コナンを助けることに抵抗なかったのか？

良心利用して麻酔銃撃った相手を、よく助けたな。

と思ってならなかったシーンでした(笑)
今度は麻酔銃撃たれなくて良かったね、快斗。

飛行船サイド。
コナン助けるために飛んでった、蘭に新一と思われてるキッド。
「新一……」と呟いた後で、園子が反応してたから、
後々蘭に問いただすシーンでもあるのかと思ってたら、
特になにも触れられなかったので、ちょっと残念だった。

「敵ながらアッパレじゃ！」
キッドに感心する次郎吉さん。うん。それには大いに同意する。
一方のテロリスト。「これで邪魔者二人は排除した」とか呟きやがった。
――まさか、コナンを放り投げたのは、キッドをこの場から去らすためか！
って思ってたら、パンフの解説部分で、そう書かれてて、
思わず、リーダーすげえ！って思っちゃったよ。


探偵と怪盗サイド。

「まさか窓から放り出すとはねぇ……」
「おいキッド！何やってんだ！飛行船へ戻れ！」
「無茶言うな。オレのグライダーはエンジン付きじゃねーんだ！
　生きてるだけでもありがたいと思え！」

ここ好きーｖ(*´▽｀*)
今回、結構この二人の絡みが多かったわけですが、
個人的に一番のお気に入りはこのシーン。このやり取り大好きだｖ
キッドの「生きてるだけでもありがたいと思え！」の言い方が
非常に快斗ちっくだったのが、聞いてて実に楽しかったです。

そして、助けられておきながら、一切のお礼を言わずに、
「飛行船へ戻れ！」と命令口調の名探偵も相変わらずで大好きだ。
お前、少しは「サンキュー」とか「悪かったな」とか言えよ、コナン！
その助けられて当然な偉っそうな態度は何処から来るんだよ、お前。
===========================================

以上、本日の感想終わり。
今までに比べると、ちょっと長めかもしれません。
浜辺シーンまで行けるかと思ったら、そこまで行かなかった。
待っててー、ヤギーｖ