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今日の仕事は夜型シフト。
仕事行く前に、昼のワイドショー見てたら、
ロイヤルウェディング特集の
タイムスケジュールが紹介されていた。

で、ウェストミンスター寺院を出発して、
20時半頃にバッキンガム宮殿到着予定と知る。
今日は仕事20時まで。帰りは多分20時半前。
位置関係知りたくて、簡単に地図を脳内で展開。

――ビッグベン通る時に絶対間に合わない!Σ(T□T)

ということに、軽くショック受けたという。
時間的なこと考えると、12時のビッグベンの鐘の音が聞けるのに、
あの特別な12時の鐘の音が聞けるのに、聞けないなんて!
と、心底ビッグベン大好きな人間からすると、空しすぎたよ…。

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※後半、若干の語りが入ります。ご注意下さい。
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◆詰めが甘い名探偵

前回語れば良かったのに、
そのシーンのことすっかり忘れてました。
……おかしいな。感想書いてる途中は覚えてたのに…。

蘭との電話を終えて、確か探偵団の後追いに行ったコナン。
が、すぐに引き返そうとしたことに、
『え?何?忘れ物…?そんなのあったっけ…?』
と、引きかえした理由分からなかったせいで、
脳内に?マークが飛び交ってた。

(――しまった!!)

の視線の先にあったのは、
雪の上に書かれた、お土産のメモ書きを見つめる蘭姉ちゃん。
『ああ、そうか!』と思うと同時に、こみ上げてくる笑い。
そして、雪の上にメモ書きしてる新一の想像図が、
似合わなすぎて、さらに吹き出しかけて、かなり困った。

「……まさか新一。この近くに来てるんじゃ……」

…やっぱり、どうもロンドン編とかぶるな。
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◆いたずら大好き探偵団

雪積もってる夜中に外へ出て、
何をするかと思いきや、スノーモービル乗り回し始めた探偵団。
『おお!これはポスターにあった部分だ。
 これが何か重大なイベント引き起こすのか!』
と、もの凄く楽しみにしてたら、大したことなかったそうです。

「俺、昼間からずっと乗ってみたかったんだよな!」

と言って、歩美と光彦後ろに乗せて、
スノーモービル操縦し始めた元太。
ずっと乗ってみたかった、と言う割に、
昼間にスノーモービルの描写とか、乗りたがってる描写とか、
そんなシーンってあったっけ?と脳内混乱しつつ。

そして、スノーモービルをあっさり操縦してる元太にびっくりだよ。
『旅先でコナンに教わったんだ!』な感じか。
一番可能性あると思えるのは、陰謀の時に、
実は裏でこっそり操縦方法教えてた、とかそんなところだな、うん。

だがしかし。
ハワイで親父に教わった、コナンの完璧な習得率ほど、
操縦方法習得できなかったらしく、誤って私道へ迷い込む探偵団。
『←順路』という言葉が、空しく画面上に残ってました。

対向車が来ないのも幸いして、私道しばらく走る探偵団。
しかし、子供の割には一人冷静な光彦が一言。

「大丈夫なわけないじゃないですか!
 立派な道交法違反ですよ!?」

うん。大丈夫だ、光彦。
君らの長のコナンだって堂々と道交法違反やってるから。
迷惑極まりないスケボー乗り回しに比べたら、
まだ可愛いと言えるレベルだよ。常識的な分。

まあそれでも、素人のしかも子供が乗り回すには限界があったようで、
積もった雪につまづいて、そのまま道路に放り出される探偵団。
ま、そうなるわな。と笑いつつ、呆れつつ見てる中、
ちょっと感心したのが、次に出た元太の言葉。

「……大丈夫かー?」

こういう現状に立たされた時、周囲の安全確認出来る小学生。
天空で、女の子である歩美を一番に逃げさせたのもそうですが、
予想外に発生した状態に対する、危機管理能力みたいなのは、
小1とは思えないなぁ、としばしば思う。
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◆困った時のコナン頼み

転倒したスノーモービルをどうしようもない、
でも大人に連絡して怒られるのは嫌、
となれば、とコナンに連絡入れた探偵団。
いや、コナンに連絡したところで怒られるだろ、と思わなくもない。

「何でお前までついて来るんだよ?」
「夜中に一人で雪道走らせるのは心配だもの」

みたいなこと言って、呼び出されたコナンについて来た哀。
今回の映画、結構この二人の絡みが多くて、
尚且つ、二人の距離感みたいなものが大好きでした。
恋愛絡まない男女コンビじゃ、この二人が群抜いて好きだからな。

街灯だったか、木の枝だったかに、
腕時計型ライト引っ掛けて、自分達の居場所知らす探偵団。
『すげーっ!!』と、もの凄く感心したシーン。
コナンにそうするよう言われたのか、自分達で考えたのか、
地味に気になる行動だったりする。

一方の探偵団。
コナンが到着するまでに、カマクラ作って待機中。
……子供3人が入れるほどのカマクラ作る時間あるほど、
コナンの到着遅かったんだろうか、と思ったシーン。

「何でしょう?この音」
「コナン君だ!」

音で到着が分かること、カウントダウンぶり。
……これってさ。要するに、走行中の迷惑だけでなく、
周囲から騒音のクレームが来てもおかしくない、
っていう状況なんだろうなぁ…と、どうでも良いこと思ってた。
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◆胸が痛いけど、心に響くその言葉

コナン到着。
倒れたスノーモービルの状態を見るコナン。

「これじゃ、子供の力だけで起こすのは無理だな。
 博士に連絡して来てもらわねーと」
「ええ!大人に知られなくないから、
 コナン呼んだんじゃねーか!」

お前サスペンダーの存在はどうした!
直前の2作でやりたい放題使ってたじゃないか!
オリジナルとは言え、バスさえも止められるサスペンダーなら、
スノーモービル持ち上げる位、へでもないだろうに。

「元太君がいけないんですよ!
 ちょっと位大丈夫なんて言うから!」
「何だよ!オメーだって喜んでたじゃねーか!」

と、もの凄く珍しくケンカ発生。
いつも偉そぶってる態度が気に食わない、みたいなこと言い出す元太。
そんな光景見て、歩美が止めるか止めまいか、オロオロ。
個人的には、ケンカ吹っかけた光彦が、光彦っぽくなかった気もする。

「そこまでだ!二人共!」

おさまりそうにないケンカを止めに入ったコナン。
何かコナンの止め方が、殺人犯の決定的瞬間を見つけて、
さあ、これで逃げられないだろ、的な言い方だったことが、
妙に可笑しくなって、吹き出すの必死で堪えてた。

「一度口から出しちまった言葉は、もう元には戻せないんだぞ。
 言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると、厄介な凶器になる。
 言葉のすれ違いで、一生の友達を失くすことだってあるんだ。
 一度すれ違ってしまったら、二度と会えなくなるかもしれないぞ」

…………。
何かもう、劇場で言葉を失ったシーン。
というか、このシーンでちょっと泣きかけた。
劇場で観てる子供たちは、分からない子の方が多いだろうけど、
親とか、ある程度歳取った人なら、絶対印象的な言葉だと思う。

人間生きてりゃ、このセリフ実感できる位の体験、
少なくとも1度はしてると思う。
その経験数が多かったり、ショック度大きい人程、
人との繋がり持つのに、慎重になりがちなんじゃないかな。

私の場合、小3~高3くらいまでで続いてたいじめって、
いわゆる言葉の暴力みたいなのが大半でした。
物理的なものだと、よくあるハミゴか、せいぜい靴隠し止まりだ。
なので、『言葉』に対して、凄く敏感だし、臆病でもある。

『言葉』の持つ、悪い意味での破壊力って、
実は半端ないって分かってる。いくら言葉選んでも、
自分の思ってること100%が相手に伝わるのは、多分難しい。
たった一言が、その人の人生変えてしまうことも多いでしょう。

自分の中で、『言葉』によるダメージが、結構キツかったので、
私自身は『言葉』によるダメージを人には与えないでいよう、
というのが、子どもの頃から抱いてる、譲れない感情。
それでも、思いもよらないところで、人傷つけたことあって、
それは今でも1日として忘れたことがない。

謝っても、何の解決にもならないからこそ、
『言葉のすれ違い』って、一回起こってしまうとどうしようもない。
その気がなくても、簡単に相手傷付けてしまう。
それって、いくら心がけてても難しい話なんですよね。

このシーンのこのセリフ聞いて、
過去の色んなことが思い出されて、「そうだね、そうだよね…」って
何か凄く身にしみた言葉でした。
で、映画観て以降、言葉に敏感すぎてちょっと最近困ってる。

コナンの言った
「一度すれ違ってしまったら、二度と会えなくなるかもしれないぞ」
は、多分後で生きてくるんだろうなー、と思ってた。
で、多分それ出てきたら、泣くだろうな、って思ってた。

……予想してたのに、何で泣くんだろうねぇ。
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以上。本日の感想終了。
随分長くなってしまってすみません。

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