「……ご機嫌麗しゅう、探偵君」
『別に無理に挨拶しなくて良いぜ』
「何?自覚ありってわけ?」
『まあな。結果的に様変わりしたのは事実だし』
「しすぎだっての!オメー、俺殺す気かよ!?」
『仮に死んでも、オメーなら大丈夫だろ』
「そういう、変な信用の仕方しないでくれます?」
「つーか、俺言ったよな。
『あれじゃ、あまりにもつまらねーからアドバイスしてやって』って」
『ああ、言ったな』
「誰も『新案作れ』なんて一言も言ってねーよな?」
『ああ、そうだな』
「……なら何で今回の捕獲計画の原型留めてないわけ?」
『悪ィ、ああいうの見るとつい……な』
「『つい』じゃねぇっ!穴だらけだったのは認めるけど手加えすぎだっつーの!
お陰で相当ヤバかったじゃねーか!」
『だからわざわざこっちは出向かなかったんじゃねーか。
大体、オメー相手に容赦ない俺に、ああいうこと頼む時点でそっちの負けだろ』
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とか、そんなオチ。
ああ…。やっぱり大好きだこの二人。愛してるーっv
今となっては、扱いが十八番な組み合わせ(笑)
この二人のシーンは、特に難しい考えなく扱えるので書き手的に楽です。
えっと。探の立てた捕獲案に、最初は依頼どおりアドバイスのみのつもりが、
ついアドバイスの量が多くなり、結局当初の計画を大幅に変更する形になり、
そんな裏事情知らない快斗は、原案に修正が多少加わっただけだろうと、
甘く見てかかってみれば、相当警備体制云々強化されてて、
逃げるのに相当頭使わされる羽目になった、という話。
さすがに計画が違いすぎたと自覚あるコナンは、その日現場にいるのはよして、
後日、キッドの犯行現場に居合わせた際、キッドから文句言われるものの、
頼んだオメーが悪いと、責任負わないコナン、というのがこの1枚。
因みに描いた順番は、コナン&探→快斗&探→コナン&キッド→キッド&探。
3枚目に描いたコナン&キッドが、先の2枚と関連付けられそうなイラストに
結果的になったため、後半2つのストーリーを後で付け加えました。
時計台の一件で、新一の立てた計画に余裕あったとは言いがたかったので、
多分、コナンが本気で確保計画立てた場合、キッドに余裕なくなるだろうなー
と思い立った結果が、この連続ストーリー年賀状。
…ただし、この日記読まない限りはそれに気付かれないという。
完全に描いた本人が楽しむために作られた年賀状です(笑)
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