元が強引な設定だと、別の視点で描いた際その強引設定を引き継ぐと、
どうしてもどこかに強引の気配が残るらしいですね。
とりあえず、長編小説改装第一弾としての「偽り」は15行ほど修正開始。
しかもその15行は2つのセリフを除き、削除&追加作業という、
初っ端から改修甚だしい状態で、小説の幕開けとなりました。
とりあえず間抜け設定を取り除くため、新しいエピソードを冒頭10行程追加。
それでもよく考えると、警察関係者が間抜けな描かれ方なんですけどね…。
小説の設定が、事件の起こった家へ小五郎が呼ばれるというものなので、
現地に着いた時点で事件は起こってます。原案ではその説明は
会話をすることにより説明されているのですが、何かもう色々まどろっこしいので
改装後小説では、文章(描写)で説明してやれ、と今その最中です。
何だか1章の時点で、終わった頃には章数が中編の域に達していそうだという
雰囲気が漂ってまいりました。元々5章+エピローグという構成の小説なので、
ギリギリ長編グループで、1章少なくなれば自動的に中編行き。
ただ、このタイプでは1つ誤算が生じます。原案の章の1部がコンパクトにまとめられ、
次の章の内容を引っ張ってきた場合、どこかの章の長さが中途半端になる、
という危険性があるのです。改訂版の殺人者5章が非常に良い塩梅な章です。
本人、コナンと快斗のおまけエピソードのようなものは、意外にストックあるので
殺人者に関しては、埋め合わせシーン書くのは困難じゃありませんでした。
ただ。今回は普通の事件物です。昨日も言いましたが、初事件物小説という、
初期作品の一つなので、その頃のブームを表すように、哀が登場しております。
埋め合わせするなら、コナンと哀になるだろうなぁ、とは思いながら、
普通の事件物で、組織絡んでないのに、この二人でどう間を持たせよう?
という不安が今の時点で起こっております。物が毒殺なので、
植物毒について二人に語ってもらうのも良いのですが、
それはストーリー展開上どうしても必要なシーンなので、多分ネタが尽きてるはず。
さてさて。果たしてどうしたものでしょうか。……つーか、そもそも小説が古すぎるorz