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昨日辺りから、卒論調査票からの開放感を
少しだけ味わいたいな、と探怪5の結託第三章を
書いていたりするのですが、この小説書いてて
毎回毎回書くたびに必ず思うことがあります。

『……何か今までの小説と感じが違う』

その主な理由が描写表現。この入れ方が何となく新種です。
何度か言ってるので、ご存知の方はご存知だと思いますが、
私自身、小説を書く上で苦手としているのが描写表現です。
初期の小説見ていただければ、一番分かりやすいと思いますが、
私の書く小説は描写表現が少なめです。
最近は意図的に描写表現頑張ろうと必死ですが。

かと言って、メイン会話文の小説は、小説とは言えないでしょう。
なので、セリフが4個以上続けば出来るだけ描写表現を入れる。
というのが自分の中で確立しているルールだったりします。
ただ、セリフとセリフの間に無理に入れる描写表現では、
『コナンはそう言ってため息をついた』
な、入れても入れなくても良いような表現がよくあります。

それが今回、心理描写が交じったものであったり、
同一人の会話の中に、描写表現を入れて間を持たせる、
という趣向を使ってみたりと、描写表現が多くなってます。
後者のタイプを、一部抜粋するとこんな感じのやつ(一章引用)

  「やけに潔いじゃねーか」

   いつものように、感情を無くしたような口調で探偵は声をかけるが、
  怪盗はそれに答える気配を一向に見せない。
  それに肩をすくめると、探偵は宝石を拾い上げた。

  「別に俺は何も言ってねーけどな。『宝石よこせ』なんて言葉は」

多分、今までだと2つ目のセリフは、1つ目のセリフにくっ付けて、
その後に描写表現を持って来てると思うんですね。
【コナンのセリフ→描写表現→キッドのセリフ】
というスタイルがメインだった中で、
【コナンのセリフ→描写表現→コナンのセリフ】
というスタイルを取ったことは、自分の中で不思議で仕方ない。

ただ、このスタイルの文体が森博嗣の小説に多いのです。
司書関係で今5冊目を読んでいるところです。
……これから思うに、今回のこの現象は
恐らく彼の文体に影響されているのだろうと結論付きました。
小説読むのは表現力の養いと、文章力向上のために
やっているのは事実です。ただ、まさかこうも顕著に
影響が現れたのは、今回が初めてな気がします。

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コナン・まじ快、時に竹井詩織里。 日々の呟きつらつらと。
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