性に合うミステリー

うーん…ヤバイなぁ。
これはかなり予想外です。もの凄く予想外です。

ゴメン。ホント色々ゴメン。マジでゴメン。
申し訳ありませんでした！製作スタッフ！


……いやさ、ぶっちゃけ大したことないと思ってたんだ。
よく言われるじゃないですか。二作品の観点が違うって。
取り立てて言われるのは、犯人の自殺に対する主人公の考え方。
変に対抗意識持って、あえてアニメの金田一を見なかったわけでもあるのですが。

私は金田一に関しての知識は皆無です。
今回、DS買って、初めて「剣持警部」が「けんもち」だと知ったくらいです。
（今の今まで、てっきり「けんもつ警部」だと思ってました）

主人公君が推理力長けてるのに、成績悪いとか、女好きとか初めて知りました。
何かこう、それこそ新一と平次か、新一と快斗辺りを足して2で割った感じかと思いきや、
どっちかと言うと、そこに小五郎混ぜて3で割った感じだなーとか。
…いや、あんなテンションの高い人なんて初めて知ったくらいですよ。

そんな私が二作品の観点違うと話すのも筋違いな気もしますが。
でも、出版社も違えばアニメ制作会社も異なる。
同じミステリー漫画だからこそ、コラボしても結果的にはどっちつかずになって、
ストーリーが破綻しがちなんじゃないか、という考えでした。
今回に限らず、コラボ作品というもののお決まりパターンがそうなのかなと。

なので、正直このDSソフトは感想見てから購入を考えようか、と思ってたわけです。
結果的にはネットショッピングで予約購入したわけですが。
で、この週末からちまちま遊んでるわけです。昨日1章が終わったのですが……




ヤバイ、楽しすぎる……

という結果。…ごめんなさい、スタッフ……。なめてかかってました。
2章で終了じゃなくて、結構数章数あるんですね…。長期的に楽しめるんですね…。
しかも、ミニゲームはクリア後単体で遊べるんですね。
ストーリー連動型みたいだったので、てっきりストーリー進めないと
ミニゲーム出来ないもんだと思い込んでました。ああ…すみません orz
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◇1章クリア状況◇
　　　　・　所要時間　  ：　4時間6分
　　　　・　探偵ランク　：　S　（キーワード取得率…22％）

　所要時間遅いのは良いの。DS西村京太郎の37時間に比べりゃ可愛いもんだよ。
　無駄な会話選択とか、調査コマンド使って遊んでるだけだから(笑)
　急げと言われて、直ぐに現場に出向かないからランク下がるという
　影響がないことは明確になったもようです。

　結果で、地味に嬉しいのがキーワード取得率。
　取り扱い説明書に掲載されている探偵ランクについての説明書き。
　サンプル画面として、1章クリア時の画面が載ってるのですが、
　そこにあるのが、「探偵ランクS　/　キーワード取得率…21％」

　1％多いー！説明書より1％多いー！自分よーやったぁー！と、
　だからどうした、なちっぽけなことに喜び中(笑)
　…っていうかさ、これ最終的に各章のパーフェクト取得率が分からない限り、
　100％目指すの不可能な気がするのは気のせいですか。
　一発でなりゃ良いですが、そうでなきゃ、どの章に見落としあったか分かんないよ！
　　　　　
　　

推理が必要なところに関しては伏せてあります。
ただ、核心に触れないようなストーリー展開に関しては
伏字にしてませんので、購入された方、購入予定の方で、
事前知識がまっさらでいたい方は、続きは読まれないことをお薦めします。


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1章がコナンサイドメインらしく、
2章は金田一サイドメインらしいです。
…多分これローテーションしていくんだろうね。
どうりで1章のコナンサイド部分が長いと思ったわけだ。

……つーかなー。
正直なところを言うと、金田一話の主人公君を何と表記したら良いか分からない(笑)
結構ゲームやりながら、一人画面にツッコミ入れたりしてるんですが。
金田一も違和感あるし、はじめも違和感あるし…。
主人公君が一番しっくり来るってそれどうなんだ、みたいな。　良いか、まあ。
いや。そもそも、コナンが主人公君の事を「金田一」と呼ぶのが違和感ありすぎて困るんだ。

1章の途中から、主役お二人が交信するシーンがちょくちょく出てくるわけですが、
コナン（1章）の時には語られなかった、はじめの心境が分かる2章は結構楽しいです。
何と言うか、コナン目の前（声だけね）にして、出る言葉がもっともらしくて、
そして、一体どんな思いで次のセリフを口にしたのかが分かると、そりゃーもう。

二人は分かれて捜査する…というより、直接会っちゃいませんが、（すれ違ってはいるけども）
コナンサイドで事件が起こり、その捜査をしている間、金田一サイドは触れられません。
それが特に交信となると、メインで進んで行ってる探偵の心境は分かっても、
通信越しじゃ、交信相手の心境は分かりません。

1章で触れられてなかった金田一サイドの部分を、2章で触れてるという感じです。
1章終了時の時間枠の続きから始まるんでなく、1章終了時の時間枠を少し戻して
別サイドのからの観点から、別のストーリーが始まるという……
感じ的には、邂逅話（コナン）とブラックスター話（まじ快）みたいなもんですか。
なので多少のタイムラグはあるんですが、結果的に両サイドの心境見れて楽しいです。
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そして「おーい！」と思った2章冒頭。
そこそこ最初の方に暗号解きシーンが出てきます。しかも数字絡み。

　　３　＝　？
　　６　＝　１８０
　　９　＝　２７０
　１２　＝　　０

というのが問題。
見た瞬間、画面に向かって呟いたのは「……は！？」という言葉。
主人公君は「朝飯前」とか言い張るけど、私全然朝飯前じゃない…orz
ちょっと待って！寝る前に30分位～とか軽い気持ちでやりだしたのに、
諦めたとしても答え気になって寝付けねぇ！と、ワタワタ。

主人公君は
「左側の数字は時計を指しているんだ。
　となると右側の数字が何を示すかは、すぐ分かるよな」
みたいなセリフ言うんですが…。　分　か　り　ま　せ　ん　！
左側が時計だというヒントを与えられたことに喜んだのも束の間。
だから何だって言うんだ、と。それがどうしたよ！と。

ただまあ、仕方がないので近くにあった電池の入ってないアラーム時計を見てみた。
そうか！右側は午前の時間で、左側は午後の時間＋０だ！という結論を出してみる。
……で、それで説明つくのは2つ目だけじゃないか…とドーンと沈む。
次に思ったのは、左側の数字に３をかけて＋０をつけたものになっている！
……12に3かけて、0加えたら、答えは「３０」が正しいはずじゃないか、とまた沈む。
つーか、それじゃあそもそも時計関係ないじゃん、と(笑)

仕方がないので、別の観点から考えてみる。
①時計と言えば、60秒で1分だよな
②右側の数字180と270を引いたら90になるね
③あ！そうか！左側は3の倍数で増えていって、左側は90の倍数で増えてるんだ！
④よし！ということは、答えは90だ！
　　これで違ってたら、また明日帰宅後にトライしてみよう！

そして合う(笑)
自分でも恐ろしい考え方だと思います。
というか、時計関係ない、っつーか、それだとやっぱり12の説明がついてないじゃないかとか。

実際答えは「左側が示す時刻の、短針と長針の角度」だそうです。
説明受けて、『あ、そうか』と初めて納得するという。
…スタッフ、すみません。こんなおかしな方法で当たるというのは奇跡ですね。
うん。数字が絡む場合の、私の考え方がもの凄く突拍子もないくせに、
結構当たる確率が高いという面白いジンクスがあります(笑)